バリ島・旅行情報
Bali-Cafe[バリカフェ] TOPへ

ニュピ / nyepi

ニュピはバリ島で使われている暦のうち、西暦起源前後に北インドで勢力のあった
サカ族が用いていた暦に起源を発するとされるサカ暦の正月元旦のこと。
これは西暦の3月頃になり、バリ島では雨季から乾期への変わり目にあたる頃です。
ニュピを含む新年の祭りは、1年間にたまった汚れをはらい、
清い状態で新年を迎えることを主旨とし、
ニュピの2日前には寺院の御神体などを海辺に運んで清める儀礼が行われます。
ニュピの前日には、村々の十字路などに悪霊へのお供えが置かれ、
夜には人々がたいまつをかざし楽器を打ち鳴らしながら村内を派手?に練り歩き、
お供えを食べた悪霊にもう人々に危害を加ないで立ち去るよう促す儀礼が行われます。
そしてニュピの当日は一転して静けさが支配する日で、
陽が昇ってから・・・翌朝また陽が昇るまでの間、火を使う事が許されず、
外出や仕事をするのも禁じられ、新年を迎えて静かに瞑想をする日とされています。



閉じる
Copyright (C) Bali-Cafe[バリカフェ]